2019年02月15日

シニア青春倶楽部でリハビリ!!

こんにちは、シニア青春倶楽部の機能訓練指導員です^^

シニア青春倶楽部のリハビリフロアには様々な症状の利用者様がリハビリに来られています。

今回ご紹介するのは「ティネルサイン」です。


あまり聞きなれないワードだと思いますが、この「ティネルサイン」とはどういうものか簡単に言うと・・・



「神経を打診した直後に局所的なピリピリ感や痛みが生じる現象」です。



ではこのティネルサインで何が解るかというと、その打診された神経軸索が何らかで傷害されたか、圧迫されて神経の流れが悪くなっているかが判断できます^^

神経細胞はザックリ分けると「神経細胞体」と「神経軸索」の2つのパーツに分けられ、神経細胞体は「リモコン」で神経軸索はリモコンからでた指示を身体各所に伝える「配線」のような役割を担っています。
そしてこの神経細胞体は一度損傷すると再生しませんが、これに対して神経軸索は再生することができ、この再生過程にある神経軸索や持続的に圧迫されて障害が起きている神経軸索に刺激が入ると「ピリピリ」した痺れや「チクチク」した痛みが走ります。

下の写真をご覧ください。
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これは肘関節の内側を通る尺骨神経を打診器で刺激しているところです。
こちらの利用者様は右手の一部に痺れの訴えがあったため、打診器によるテストやコンプレッションテストでスクリーニングをしてみましたが全て陰性でした。
これによって末梢神経の損傷や圧迫などの可能性は低くなり、脳や脊髄または糖尿病や血液の循環障害なども考えられます。

そして次の写真をご覧ください。
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この写真は腓腹神経を打診器で刺激しているところです。
こちらの利用者様は左下腿に装具を付けておられ、その一部が腓腹神経を刺激していたものと思われ打診器のテストに反応して痺れの訴えがありました。
この利用者様はこのあと、神経に刺激がはいる部分をタオルで保護してやると痺れや痛みの訴えが治まりました^^

このように、身体各所には皮膚表面に近いところに神経が走っているところが多々あり、これが圧迫されたり刺激されたりが続くと、痺れや痛み、そして身体の動きなども機能不全に陥ったりしますので注意が必要です。
シニア青春倶楽部では身体各所の動作不全や痛み、痺れなどの訴えに対してできるだけしっかりとスクリーニングを行いリハビリを実施する事によって、各利用者様の機能改善にに努めています。


シニア青春倶楽部ではこうした、
「その人その人の状態にあったリハビリ」
を心がけています。 日常生活の動作でなにかお困りでしたら是非、ご相談ください!

posted by 在宅介護相談センター スタッフ at 19:27| Comment(0) | 日記

2019年02月11日

シニア青春倶楽部 節分イベント

シニア青春倶楽部の生活相談員です。
毎日寒い日が続いていますが、皆さま体調崩されていないでしょうか?

2月3日が日曜日で定休日であった為、翌日の4日に節分の全体レクリエーションを行いました。
赤鬼と青鬼に変装した職員が2名登場します。まず鬼からの節分の由来を説明してもらいました。
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赤鬼に比べて青鬼は鬼らしくなかったですが(笑)なんとか…頑張ってくれました(*^_^*)

その後にまず、鬼退治の前に予行練習…で玉入れを実施しました。
皆さま…本気で投げてくれました。
職員は、その落ちた球拾いに汗を流して…あせあせ(飛び散る汗)
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そしていよいよ本番…鬼退治の始まりです。
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待ってましたとばかりに、玉を鬼に向けて投げる投げる…(笑)

職員もどさくさ紛れで、思いっ切り鬼に向けて投げてました…鬼から「痛っ!!」という声が聞こえてきました(*^_^*)

最終的に逃げる鬼がヘロヘロになっていました(*^_^*)
利用者様はとてもニコニコされており、「楽しかった」との声もいただきました。

来月は3月「お雛祭り」です。色々な企画を考えていますので。楽しみに待っていてください( ◠‿◠ )
posted by 在宅介護相談センター スタッフ at 20:41| Comment(0) | 日記

2019年02月08日

シニア青春倶楽部でリハビリ!

こんにちは、シニア青春倶楽部の機能訓練指導員です^^

シニア青春倶楽部のリハビリフロアには様々な症状の利用者様がリハビリに来られています。

今回ご紹介するのは「片麻痺側上下肢への随意性を高める集中的運動訓練」です。

みなさんご存じだと思いますが、「片麻痺」とは脳卒中などにより体の左または右半身が麻痺して思うように動かなくなるか、完全に動かなくなる状態のことを言います。
しかし麻痺してしまった半身は全く回復しないのかと言うとそうではなく、適切なリハビリを行うとある程度回復する方もおられます。(しかし完全に回復することは難しいようです)

では片麻痺状態となってしまった方はどのようなリハビリをすれば良いかというと・・・

「麻痺して動きにくくなった上下肢をしっかりと動かしていく」ことが良いようです^^

シニア青春倶楽部の利用者様にもやはり片麻痺の方は多数おられますが、麻痺の度合いが強いほど「思うように動かないので動かさない」傾向にあるように思います。
しかし、この「思うように動かないので動かさない」ことが回復の可能性を無くしていくことになってしまいます。

近年では、中枢神経(脳・脊髄)の神経生理学的な研究が進展していて、脳損傷後の運動機能回復に関連する神経回路の形成についての理論的基盤が築かれつつあるようで、次のような報告もあがっている様です。

「サルでは、運動野の指の支配領域の一部を破壊した後、穴からレーズンを摘み出す指の訓練を行うと破壊を免れた指の支配領域が拡大するのに対し、指の訓練を行わない場合は損傷を免れた指の支配領域までも肩や肘の支配領域に置き換えられて消失することが報告されている。
すなわち、麻痺肢の随意的な運動の反復がその運動に関連した神経回路の変化、つまり訓練した身体部位の支配領域の拡大とその興奮を伝えた神経回路の伝達効率の向上をもたらすが、逆に随意的な運動が少ないと麻痺回復の可能性すら減少することを示唆している。」

上記の報告でもわかるように麻痺のある上下肢をしっかりと動かすことによって、その機能の回復が得られる可能性が出てくるが、動かしていないと更に動かなくなっていくようです。

下の写真をご覧ください。
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こちらの写真は片麻痺の利用者様が麻痺側下肢のみでレッグプレスを行っているところです。
両下肢で実施するとどうしても麻痺側は添えているだけで健側で実施してしまうので、あえて麻痺側のみで実施してもらっています。

次の写真は施術台で補助をしながら麻痺側下肢の動作訓練をしているところです。
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こちらの訓練では麻痺した神経の促通を促す要素を取り入れながら実施しており、この訓練を実施してから杖歩行訓練時の麻痺側下肢の動きが向上して歩行距離が大幅に伸びました。(他の訓練も実施しているので、これだけの効果ではないと思います。)

以前は麻痺から6ヶ月を超えると停滞期にはいってしまい、それ以降の回復は見込めないとされていました。
しかし最近では、この様な通常の歩行訓練や関節可動域訓練、立ち上り訓練にプラスして「片麻痺側上下肢への随意性を高める集中的運動訓練」を実施することによって、停滞期にはいった方でもある程度の回復が見込めるようになって来ており、シニア青春倶楽部でも出来るだけ取り入れて行けるように心がけています。


シニア青春倶楽部ではこうした、
「その人その人の状態にあったリハビリ」
を心がけています。 日常生活の動作でなにかお困りでしたら是非、ご相談ください!
posted by 在宅介護相談センター スタッフ at 19:34| Comment(0) | 日記